ペーロン

皆さん、ペーロンをご存知だろうか?

 


ご存知ない?そうですか
百聞は一見に如かず、コレがペーロンです

 

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まぁ要はデッカいカヌー
高校1年生の時、団結力を深めるためとか何とかで私たちはコレを漕ぎに行かされました。

コイツがかなりの曲者で、息が合わないと本当に全く進まない。体力だけを著しく消耗します。恐らく拷問を目的として開発された乗り物です。

 

 

 

 

私たちはペーロンの達人らしきオッサンと共に渋々この拷問器具に乗り込み出発しました。

 

 


達人「息を合わさんと進まんからな。いくぞ。せーの!」

一同「イッチ・・ニ・・イッチ・・ニ」

 

 

達人「全然進んでないぞ!」

一同(早く帰りてぇ、、、)

 

 

達人「隣を見てみろ!めちゃくちゃ進んでるぞ!」

一同(おおっ!ホントだっ!あのスピードならすぐゴールして帰れるぞ!やるか!)

一同「イッチニ!イッチニ!」

 

 

達人「息が合ってないぞ!」

一同「イッチニ!イッチニ!」

 

 

達人「バラバラに漕いでも進まんからな!」

一同「イッチニ!イッチニ!」

 

 

達人「・・・」

一同(遅ぇ・・全然進まねぇ・・・)

 

 

達人「息を合わせろ!」

一同「イッチニ!イッチニ!」

 

 

〜15分後〜

 

 

一同「イッチ・・・ニ・・(腕もげる・・・)」

達人「オマエら本当にダメだな。見てみろ、隣の奴ら折り返して来たぞ。」

一同(指導者の差だろ・・殺すぞ・・)

 


〜15分後〜

 


達人「やっと折り返しか。オマエらみたいに遅い奴は見た事がない。」

一同「イッチ・・ニ・・・(殺す・・・)イッチ・・・ニ・・・(殺す・・・)」

 


〜30分後〜

 


一同(ついた・・・・死ぬ・・・・)

達人「やっと着いたな。よし、そこに並べ!」

 


一同(殺す・・・オマエ、コロス・・・)

達人「いいか、オマエらよく聞け!」

 

 

私(あー出た出た。さんざん怒り散らしておいて、最後の最後で褒めるパターンね。教育スタイルが古いんだよクソが。)

 

 

 

 

 

 


達人「オマエたちほど出来の悪い奴らは初めてだ!!」

 

 

私(!!!!)

 

 

 

 

 

 達人「今まで教えた人間の中でも最低だ!!」

 

 

 

私(コイツ面白すぎる 笑笑)

達人「オイ、コラてめぇ何がおかしい!!」

私(ひぃぃいい!!壊滅的に口が悪い!!!

 

 

 


達人「いいか!オマエ達は社会に出ても絶対に通用しないからな!」

一同(ペーロンでそこまで言うぅううう!!!?)

 

 

 


達人「本当にオマエ達は今まで教えた人間の中で最低だ!恥を知れ!!」

私(SM嬢でもそろそろ「良い子だねぇ」とか言う頃だぞ。アメと鞭のバランスがイカれてる、、、)

 

 

 

 


達人「俺は本当にオマエらが嫌いだ!!!」

私(しかも鞭の先端が鉛で出来てるぅぅううう!!!)

 

 

 

 

 

 


本日は恐ろしい拷問器具ペーロンを紹介しました。完